「フットサルをやってみたいけど、どうやって始めていいか分からない…」
誰しも、初めてやってみることには不安がつきものです。
- フットサルのルールを知りたい
- 道具は何を準備したらいいの?
- フットサルの参加方法が分からない
今回はこういった初心者さんのお悩みを解決します!
最低限知っておいてほしいことや役立つ情報を分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
① フットサルの魅力とは?

日本のフットサルの競技人口は150万人といわれています。(2015年時点)
団体競技の中では多い方なのですが、フットサルにはどういった魅力があるのでしょうか?
まずはフットサルの魅力について見ていきましょう。
1. ボールに触れる回数が多い
フットサルは1チーム=5人でプレーをします。
そのため、サッカーに比べて人数が少ない分、頻繁にボールが回ってきます。
しかも、攻撃のときは全員でゴール前まで上がるため、誰にでもシュートを決めるチャンスがあるのも魅力です。

ゴールから至近距離でシュートを打てるので、初心者や女性でもゴールを決めることができます。
2. エンジョイという文化がある
フットサルでは老若男女が楽しめるように、エンジョイという文化があります。
勝負をするというよりも、プレー自体を楽しむという思想です。
もちろん、ガチの試合も開催されているので、自分に合ったスタイルでやることができます。
3. 安全に配慮したルール設定
スポーツをやるうえで気をつけないといけないのが大きなケガです。
フットサルはコンタクトの多い競技ですので、事故が起こりかねません。
そのため、フットサル場によっては、強いシュートや接触プレーを禁止しているところが結構あります。
4. 新しい知り合いができる
社会人になると、なかなか交友関係が広がることはありません。
フットサルは団体競技ですので、色々な人との新たな出会いがあります。

何試合かしただけでも、自然と仲良くなったりしますよ。
5. 女性のプレーヤーが多い
男性のみなさんには朗報です。
フットサルは女性のプレーヤーが多いです。
フットサルではミックスと呼びますが、男女が混ざって試合をすることもあります。
② フットサルとサッカーのルールの違い
楽しくフットサルをするには、ルールを知っておく必要があります。
ただ、細かいルールまで覚えなくても問題ないので、今回は最低限知っておいてほしいルールを5つ紹介します。

一度に覚えれないと思うので、実際にプレーしながら覚えていっても大丈夫です。
※フットサルのルールについてもっと詳しく知りたい人はコチラの記事もどうぞ。

1. フットサルは1チーム5人

先ほども少し触れましたが、フットサルは1チーム5人でプレーをします。
サッカーに比べて人数が少ないので、全員攻撃&全員守備が基本となります。
(初心者の人はポジションの名前まで覚える必要はありません。)
2. フットサルコートはサッカーに比べて狭い

上図のように、フットサルコートはサッカーコートに比べて1/9しかありません。
この中を合計10人のプレーヤーが動き回るので、サッカーに慣れた人だと狭く感じる人もいると思います。
3. ボールが弾まない
規定により、フットサルボールは弾まないように作られています。
そのため、初心者の人でもトラップやドリブルがしやすいのが特徴です。
また、サッカーは5号球を使用しますが、フットサルでは一回り小さい4号球を使います。
4. ボールが外に出た場合のプレー再開方法
ラインからボールが外に出た場合、サッカーとフットサルではプレーの再開方法が異なります。
全部で3つのパターンがあるので、以下の表にまとめてみました。
項目 | サッカー | フットサル |
---|---|---|
タッチラインから ボールが出た場合 | スローイン | キックイン (蹴り入れる) |
ゴールラインから ボール出た場合① | ゴールキック | ゴールクリアランス (GKが手で投げる) |
ゴールラインから ボール出た場合② | コーナーキック ※同じ | コーナーキック ※同じ |
5. オフサイドが無い
フットサルにはオフサイドがありません。
たまに、そのことを知らずにプレーしている人を見かけたりするので、この際にぜひ覚えておきましょう。

そもそもオフサイドを知らないという人は、『オフサイド』という言葉自体を忘れてしまって問題ありません。
③ 脱初心者のためのテクニック

次にフットサルの必須テクニックを3つ紹介していきます。
これをするだけでも「お!やるじゃん」と、周りから一目置かれます。
ぜひ早めにマスターしておきましょう!
1. 足裏を使う
足裏を使ったプレーはフットサルでは最重要なテクニックです。
フットサルコートは狭いので、ボールが体から離れてしまうと、すぐに相手に取られてしまうからです。
そのため、なるべく足元でプレーできるように、足裏でトラップやドリブルをします。
最初は慣れないと思いますが、意識してプレーすれば自然と身につきますので頑張りましょう。
2. トーキックシュートを使う
フットサルではシュートのときにトーキック(つま先のシュート)を使うことが多いです。
サッカーのように振りかぶってシュートをすると、その間にDFにブロックされてしまう可能性があるからです。
トーキックであればコンパクトに強いシュートが打てるのでブロックされにくくなります。
また、GKのタイミングを崩すことができるメリットもあります。

トーキックを使えば、初心者や女性でも強めのシュートが打てます。
3. パスを出したら必ず動く
味方にパスを出したら、その後に必ずスペースに走りこむなどの動きをしましょう。
フットサルは基本的に全員で攻めるので、1人でも攻撃参加が遅れると相手に守備を固められてしまうからです。
慣れている人はワンツーを狙ったり、フェイクの動きを取り入れると非常に効果的です。
④ フットサルに必要な道具

フットサルに必要な道具をチェック項目にまとめておきます。
必須項目のものは当日までに準備しておきましょう。
1. フットサルに必要な道具
フットサルに必要な道具をチェック項目にまとめておきます。
必須項目のものは当日までに準備しておきましょう。
- シューズ(必須)
- 上下のウェア(必須)
- ソックス(必須)
- インナー(任意)
- ボール(任意)
- カバン(任意)
- すねあて(ガチのプレーヤーしか使わない)
2. フットサルシューズを選ぶときの注意点
フットサル場は室内コートと芝コートがあります。
そのため、シューズも室内用と芝用と2種類あるので、必ずコートに合った物を選ぶようにしてください。
屋内用シューズ | 芝用シューズ |
---|---|
![]() | ![]() |
飴色か白色のフラット形状 | 浅いイボイボがある形状 |
※フットサルシューズの選び方についてはコチラの記事も合わせてどうぞ。


⑤ フットサルに参加する方法3選
もうみなさんもフットサルがしたくてウズウズしてきたのではないでしょうか?
最後に、フットサルに参加する方法について3つ紹介します。
1. フットサルをしている友達に連絡する
一番手っ取り早いのは、フットサルをしている友人や知人にサポートしてもらうことです。
所属するチームに連れて行ってもらったり、個サル(個人参加型フットサル)に一緒に行くのもいいと思います。
知っている人がいれば初めてでも安心ですし、色々と教えてもらえるので上達も早くなります。
2. フットサル場が開催している個サルやスクールに参加する
民間のフットサル場では、個サル(個人参加型フットサル)やスクールを開催しているところがあります。
1人でも気軽に参加をすることができるので、周りにフットサルをしている友人がいなければ、こちらもおすすめです。
- サッカー・フットサル経験のある人
⇒個サル(個人参加型フットサル) - サッカー・フットサル経験のない人
⇒スクール
※個サルについてはコチラの記事で詳しく解説しています。

3. メンバー募集サイトからチームに応募する
各地域には色々なフットサルチームがあります。
大会に出るようなガチのチームや、社会人サークル的なチームなど多種多様です。
そういったチームはメンバー募集サイトに登録していますので、自分に合ったチームを検索してみるといいと思います。
私たちFutsal55も使っているおすすめのサイトを2つ紹介します。
(どちらも無料で使えます。)

1つ目のおすすめサイトはLabola(ラボーラ)です。
日本最大のスポーツマッチングサイトで、フットサルをやっている人のほとんどが知っています。
メンバー募集だけでなく、大会や個サルの開催情報なども掲載されていますので、登録しておいて損はありません。

2つ目に紹介するサイトはジモティーです。
CMをやっていたりするので、知っている人も多いのではないでしょうか?
近隣の人と物を売り買いするのがメインのサイトですが、実はスポーツのメンバー募集のページも賑わっています。
⑥まとめ
フットサルは老若男女問わず気軽に始められるスポーツです。
初めは分からないことも多いと思いますが、フットサルをやりながら覚えていけば問題ありません。
最後にも紹介しましたが、フットサルに参加するには以下の方法があります。
自分のに合った方法で一歩を踏み出してみましょう。
- フットサルをしている友達に連絡する
- フットサル場が開催している個サルやスクールに参加する
- メンバー募集サイトからチームに応募する
まずはフットサルを体験してみて、とにかく楽しむことが重要です。
みなさんがドハマりすることを期待しています!笑