フットサルシューズ 室内用と人工芝用の違いを解説

ぽんきち
ぽんきち

フットサルシューズを購入検討するときに、「室内用」と「人工芝用」で何が違うのか、どちらを購入すればいいのか迷ってしまう人もいると思います。
そこで今回はフットサル初心者の方に向けて、「室内用」と「人工芝用」のフットサルシューズの違いについて解説していきます。
初心者の方にも分かりやすい記事ですので、ぜひ参考にしてみてください。

※僕ぽんきちはサッカー歴10年+フットサル歴6年の経験者です。

こんな人にオススメの記事です

・フットサルシューズの「室内用」と「人工芝用」の違いを知りたい人。
・フットサルシューズを2種類買うべきか迷っている
室内&人工芝兼用シューズの評価が知りたい人。

室内用フットサルシューズの特徴

まずは室内用のシューズの特徴について解説していきます。
室内用のフットサルシューズは、基本的には体育館での使用を目的としています。

靴底が平ら

室内用のフットサルシューズは靴底が平らです。
体育館の床は平面なので、グリップ力を発揮できる形状になっています。

デスタッキFF2(靴裏)
アシックス公式サイト

横から見るとこんな感じです。
凹凸が全くないのが分かります。

デスタッキFF2(靴横)
アシックス公式サイト

靴底が柔らかい

屋内用のフットサルシューズの靴底は柔らかくなっています。
主な理由は3つあります。

  • 足裏を使った細かなボールコントロールをしやすくするため。
  • 体育館の床は硬いのでクッション性を持たせるため。
  • 体育館の床を傷つけないようにするため。

屋内用シューズを人工芝で使うことはできるけど…

たまにですが、屋内用シューズを人工芝で使っている人を見かけることがあります。
ただ、屋内用シューズを人工芝で使うと、グリップが効かず滑るので大変危険です。
自分が滑ってケガをする分にはいいですが、相手をケガさせてしまうと取り返しがつきません。
人工芝でやるときには、必ず人工芝用のシューズを使いましょう。

人工芝用フットサルシューズの特徴

では次に、人工芝用のフットサルシューズの特徴を解説していきます。
フットサルの屋外コートは人工芝のところがほとんどですので、人工芝に適した機能をもっています。

靴底にイボイボがある

人工芝用のシューズは靴底がイボイボしています。
芝の上でもしっかりグリップ力が発揮できる形状です。

デスタッキFF2FT(靴裏)
アシックス公式サイト

横から見るとこんな感じです。
人工芝は深くないので、イボイボもそこまで高くありません。

アシックス公式サイト

靴底が硬め

屋内用シューズに比べて、人工芝用のシューズは靴裏が硬めです。
(硬いといっても、カチカチではありません。)
理由は2つあります。

  • 芝は柔らかいので、グリップ力を発揮させるため。
  • 芝は滑りやすいので、踏ん張りが効くようにするため。

ただ、フットサルでは足裏を使うことが多いので、可能な限り柔らかく設計されています。
僕はアシックスのデスタッキというモデルを使っていますが、靴底は結構柔らかいです。

ぽんきち
ぽんきち

ちなみに、先ほど使用した画像がデスタッキです。
(アシックスさん!いつもお世話になってます!)

人工芝用シューズの使用上の注意

人工芝用のシューズを室内コートで使うのはNG!

靴底のイボイボで床を傷つけてしまう恐れがあるため、人工芝用のシューズを体育館などの室内で使うのは禁止です。
また、体育館は床が平らなので、踏ん張ったり切り返したときに、思わぬ力が足に働いてケガをする危険性もあります。
室内でやるときには、必ず室内用シューズでやりましょう。

サッカー用のシューズ(スパイク)をフットサル場で使うのはNG!

サッカー用のシューズは靴底が硬いスパイクになっているので、絶対にフットサル場で使ってはいけません
スパイクで相手の足を踏んでしまうと、大ケガをさせてしまう危険性があるからです。

ちなみに、サッカー用のシューズにはトレーニングシューズ(通称:トレシュー)なるものがあります。
フットサル場のルールにもよりますが、トレーニングシューズであればフットサルで使うことはできます
靴底がこんな感じのシューズです。

DS LIGHT TF(靴底)
Asics公式サイト

見た目はフットサルシューズのような感じです。
ただ、靴底が硬いので足裏でボールを扱いづらいのが最大の難点です。
本格的にフットサルをやるならば、ちゃんとしたフットサルシューズの購入をオススメします。

室内&人工芝兼用シューズについて

まず断っておきますが、僕は兼用シューズを使っている人を見たことがありません。
少しネットで検索してみたところ、Amazonに情報が載っていましたので紹介します。

Amazon情報

Amazonで検索したところ、UMBROのサラ クラツキというシューズがありました。

商品説明

商品説明を見る限り、初心者向けのシューズのようです。
”チャレンジプレーヤー向け”という表現で書かれていました。

外観

見た目は普通のフットサルシューズと変わらないようです。
全体が結構がっちりとしたイメージです。

アンブロ サラクラツキ(靴横)
Amazon公式サイト

靴裏の凹凸が、室内用よりも深めにつくられています。
兼用なだけあって、室内用と人工芝用の中間のような感じでしょうか。

アンブロ サラクラツキ(靴底)
Amazon公式サイト

Amazonのレビュー

カスタマーレビューでは★2.5でした。
あまり評価は高くないようです。
ただ、レビュー記事を読んだところ、履き心地は悪くないようです。
芝でも滑らなかった」というレビューもありました。

僕の個人的な感想

正直なところ、初心者の方であっても兼用シューズはオススメしません
先ほども解説したように、室内用シューズは室内に特化していますし、人工芝用も同様に人工芝に特化しています。
どっちつかずの中途半端なシューズを買うより、自分の能力をしっかり発揮できるものを買った方がいいというのが僕の意見です。
しいて言うなら、「フットサルを1~2回やるだけという人であれば、購入してもいいのでは?」という感じです。

そもそも、兼用シューズの種類が極端に少ないということは…
(お察しください。)

まとめ

今回はフットサルシューズの「室内用」と「人工芝用」の違いを解説しました。
それぞれの場所によって、しっかり使い分けをするようにしましょう。

※フットサルシューズの購入を検討している方は、選び方の解説記事も参考にしてみてください。

みなさんの活躍を心より祈っています!
では、素敵なフットサルライフを!