【図解】フットサルコートのサイズはどれくらい?JFA公式ルールを基に解説します!

屋上のフットサルコート

「そういえば、フットサルコートのサイズってどれくらいの広さだっけ?」
こういった疑問をお持ちの人もいらっしゃるかと思います。
フットサルを長くしている人でも、意外と正確なサイズを知っている人は少ない印象です。

そこで今回はJFA公式ルールを基に、フットサルコートのサイズについて図解入りで解していきます。
3分あれば読み終えれますので、サクっと理解できると思います。

① フットサルコートのサイズ(3パターン紹介)

それではさっそく、フットサルコートのサイズについて紹介します。
以下の3パターンありますので、順番に見ていきましょう。

  • 国内試合のコートサイズ
  • 国際試合のコートサイズ
  • 標準コートサイズ

1. 国内試合のコートサイズ

まずは日本国内で行われる公式試合のコートサイズから解説していきます。
イメージしやすいように図を作ってみましたので、ご覧ください。

フットサルコート(国内サイズ)

このように、国内の公式サイズはタッチライン25m〜42m×ゴールライン16m〜25mの範囲内でコートが作られます。
開催場所によっては狭かったり広かったりするので、コートのサイズによって戦術やプレースタイルを変えることがあります。

なぜコートのサイズに幅をもたせているの?

基本的に、公式なフットサルの試合は室内で行われます。
ほとんどの競技場は他のスポーツと共用しているため、寸法を固定してしまうと必要なサイズが確保できずに、開催できる場所が限られてしまいます。
そのため、コートサイズに幅をもたせることで、色々な場所で試合が開催できるように工夫されているのです。

2. 国際試合のコートサイズ

次に国際試合のコートサイズです。
まずは以下の図をご覧ください。

フットサルコート(国際サイズ)

国際試合では、タッチライン38m〜42m×ゴールライン20m〜25mの範囲内でコートが作られます。
ワールドカップなどではこのサイズ内で開催されることになります。

3. 標準のコートサイズ

先に紹介した国内・国際コートの公式サイズには幅があるため、頻繁にコートの広さが変わってしまうとプレーヤーの負担となってしまいます。
そのため、実は以下のように標準のコートサイズが推奨されています。

フットサルコート(標準サイズ)

広さとしては40m×20mが推奨されており、プロの試合や国際試合ではほとんどの場合で標準サイズが採用されています。
ですので、より本格的にフットサルをやりたいという人は、標準サイズに近いコートで練習しておくといいでしょう。

② フットサルコートとサッカーコートのサイズの違い

特にサッカー経験者の人は、サッカーコートとフットサルコートのサイズの違いを知っておくと、よりサイズ感のイメージがしやすくなると思います。
以下の図でフットサルとサッカーの比較をしてみましたので、ご覧ください。

フットサルとサッカーのコートの広さの違い

サッカーコート105m×68m(7140㎡)に対してフットサルコート40m×20m(800㎡)となり、なんと1/9の広さしかありません。
これだけ広さが違うので、サッカーとフットサルでは戦術やプレースタイルが全く異なるのです。

③ まとめ

今回はフットサルコートのサイズについて解説しました。
最後におさらいで各サイズの条件をまとめておきますので、参考にしてみてください。

コートの種類タッチラインゴールライン
国内試合25m~42m16m~25m
国際試合38m~42m20m~25m
標準サイズ40m20m
サッカー105m68m

ただ、個サルや仲間内でフットサルを楽しむ場合には、コートのサイズを自由に設定して問題ありません
都内のコートだと公式サイズよりも小さいこともありますし、ソサイチと共用しているコートはかなり広かったりします。
なので、「今日は〇〇でやるから、結構走らないとなー」みたいな会話をすることはよくあるくらいです。
フットサル場ごとに特徴がありますので、よく利用する場所には早めに慣れるようにしてください。

それでは、今日もフットサルを楽しみましょう!